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メディクス通信4月号【麻疹(はしか)の症状と対策について】
メディクス通信4月号【麻疹(はしか)の症状と対策について】
メディクス通信4月号です。
今月は、春から夏にかけて流行る「麻疹(はしか)の症状と対策について」です。
風邪と同じような症状の麻疹ですが、強い感染力を持っており、妊婦さんがかかると命に関わる可能性もあります。
そんな麻疹の症状や原因、対策について詳しくご説明していきます。
麻疹とは?症状について
麻疹とは、麻疹ウイルスによってかかる感染症です。
潜伏期間は8~12日で、ワクチン未接種でウィルスに感染すると、高い確率で発症するといわれています。
麻疹のおもな症状は以下のとおりです。
38℃前後の発熱
倦怠感
のどの痛み
鼻水
咳
目やに
目の充血
麻疹に感染すると、8~12日で鼻水・咳・発熱などの風邪症状が出てきます。
2~3日熱が続くと、39℃以上の高熱と一緒に口の中に小さな発疹が出始めます。
その後、熱は一度下がりますが、再び上がって全身に赤い発疹が出るのが麻疹の特徴です。
肺炎や中耳炎などの合併症を起こさなければ、7~10日前後で回復します。
麻疹になる原因
冒頭にも触れたように、麻疹は非常に強い感染力をもっているため、手洗いやマスクのみで予防するのは難しいといわれています。
感染経路は、空気感染や飛沫感染、接触感染などさまざまで、感染している人と同じ空間にいるだけで感染することも。
とくに、免疫を持っていない人は高い確率で感染します。
麻疹にかからないための対策
ここまで読んだ方の中には、「麻疹にかからないためにできることはあるの?」と気になっている方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、麻疹を予防するためにはワクチン接種がもっとも有効です。
厚生労働省によると、95%の人がワクチン接種により免疫を獲得できるといわれています。ちなみにワクチンは、2回接種することで1回目よりも多くの免疫をつけられます。
注意点として、過去にワクチンを接種したとしても、10年経つと効果が弱まる可能性があります。最後にワクチンを打ってから、10年以上経っているという方は再接種をするのがよいでしょう。
参考:厚生労働省「麻しんについて」
妊婦さんができる対策
妊娠中、麻疹に感染してしまうと、流産・早産になるリスクがあるため、注意が必要です。
麻疹ワクチンは生ワクチンなので、妊婦さんが接種することができません。
できれば妊娠前にワクチンを打っておきたいところですが、すでに妊娠している場合は麻疹の抗体検査をして、抗体が低い場合は人混みを避けるようにしましょう。
外出時もマスクをしたり、手洗いをしたりと注意が必要になります。
日常生活でできる対策
基本的に、麻疹を予防するためには、ワクチン接種がもっとも有効です。
しかし、普段から免疫力を高めておくことで、ウィルスから身体を守れる可能性があります。
免疫力を高めるために、日常生活で心がけたいことは以下のとおりです。
腸内環境を整える
身体を温める
適度な運動をする
睡眠を十分にとる
栄養バランスの良い食事をとる
ストレスを解消して自律神経のバランスを整える
今回は、麻疹についてご紹介しました。
麻疹は非常に感染力が高く、合併症などのリスクもあります。
かからないためにも、ワクチン接種はもちろんのこと、日常生活から免疫を高められるよう規則正しい生活を心がけましょう。
事務長コメント
メディクス東灘クリニックの山東と申します。
新年度が始まり気候も穏やかになって参りました。
患者様も状態が落ち着いている方が多いよう見受けられます。
引き続き穏やかに過ごして頂けるようサポートして参ります。
今月もよろしくお願い申し上げます。
【メディクス東灘クリニックでは東灘区近辺への在宅医療を行っています】
当院では東灘区近辺を中心に在宅医療を行なっております。
患者様にとって1番良い診療を提供するため、
医療関係者だけでなくご家族の方とも十分に連携をとり、
最適な医療提供をしていければと考えております。
できる限り、ご家族の不安を取り除くため、ご希望に沿えるように診療して参りますので、
いつでもお気軽にご相談ください。
訪問診療についてはコチラに詳しく記載しております。
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電話での無料相談を受け付けておりますので、
訪問診療について何かあればお気軽にお問い合わせください。
メディクス東灘クリニック
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電話番号:078-414-8311